10日ぶりの更新です。
また、悲しい事をご報告しないといけません・・。
先日の記事で
「怖がりネコさん、マコのお話」を書くぞ！
と決めた時は、
まだ、マコちゃん、頑張ってたんですけどね・・。
先月11月24日（日）、亡くなりました。
6月中旬にねこんチに来たマコちゃん。
保護主さんから
「外で子供を何回も子供を生んで不憫なネコさんなので、どうか幸せになってほしい」
と伺っていました。
とっても怖がりで、シャーシャー猫パンチ。
ねこんチに来るまでナデナデしてもらった事がなかったそうです。
毎度のごとくですが、
怖がりネコさんがねこんチに入って来ると
オヤツをあげてくれたり、ナデナデしてくれたり
よく来て下さるお客さんも、はじめましてのお客さんも
みなさん、怖がりネコさんをよく可愛がってくれます。
7月にはナデナデしてあげると
気持ちそうな表情を見せてくれるようになり
8月にはお客さんがいても
少しづつウロウロできるようになり
9月には保護主さんに
くつろいでる姿を見てもらって
まだ少し怖がりだけど、
そのうちご縁がありそうですね～
本当によかったよね！
と、お話してたんですけどね。
10月に入ると
なんでもしっかり食べてたマコちゃんが
「あれ？ゴハンを残してる・・・」
「こっちは食べるけど、今日はこっちがいいんやな」
と少し偏食ぎみに・・
そうこうしてるうちに
「なんか、毛ヅヤが悪いな」
「痩せてきてるよね？」
2年ほど前に、自宅の飼い猫さんが
FIP（伝染性腹膜炎）を発症して亡くなったのですが
その時とあまりにも症状が似ていて
ドキッとしました・・
血液検査してもらった結果、
FIPの疑いが非常に強いとの事。
10月末には腹水も溜まってきていました。
少しづつゴハンも食べれてたのですが・・
11月中旬からほとんど食べれなくなり
11月19日に親しくしているボランティアさんが
「なんでもいいから食べてほしくて・・」
と買ってきてくれたうちのひとつを
ペロペロペロ・・・
自分から食べてくれたのが最後でした。
強制的に食べさせるのも翌日のエナジーチュール1/3が限界くらいで・・
「そろそろお迎えが来るのかな・・」
とは思ってはいましたが
11月24日(日)の朝に、ねこんチに私が来るとマコちゃんは亡くなっていました。
ちゃんとオシッコもトイレでしてあって・・・
まだ少し暖かくて・・
私が来るまで待ってなかったな。
無理やり薬をあげたり、食べさせたりしたからかな。
そもそも好かれてなかったかな・・。
などと思いながら、
でも、もし私が来るのを待っていて
マコちゃんに息があったとしたら
もちろんねこんチは急遽、臨時休業にしないといけなかっただろうし・・
マコちゃんなりに気を遣ったのかな・・
など、ゴチャゴチャと考えたり。
ねこんチで最後まで看取ったネコさんは初めてでした。
24日遊びに来てくださったお客さんで、
マコちゃんの闘病を見守ってくださってた方には、
最後にマコちゃんの顔を見てもらいました。
「生きてるみたいやなぁ」
「普通の顔してる」
「最後は苦しくなかったみたいな顔やな」
とても穏やかなマコちゃんを見てもらえたので、
それは救いだったかもしれません。
FIP。
本当に短い闘病生活・・
どのネコさんが、いつなるのかわからない。
本当に怖い病気です。
早く治療法が確立される日がきたらいいのに。
まだ、3歳くらいだったマコちゃん。
お外で過酷な暮らしをして
ねこんチに来てもヒトが怖くて
仲良しのネコさんもいなくて・・
「何か幸せなこと、あったのかなぁ」
と泣けてきますね。
次は、ヒトもネコも大好きな
ストレスが少ないタイプの子になって
生まれてくるといいな。
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